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望む事が 鎖になるならば 帰るところなどいらない


 紅の花、かっけぇ(脈絡ねぇな)

 久々に拍手変更しました。本当は三日前から変えてます←← 紅露です。
 初代真庭話二つと、オリジ一つ。今回は三つだけです。そのうち増える…かも←
 
 どうでもいい話ですが、髪を切りました。

 びふぉあ

SBSH01901.jpg



 あふたぁ

SBSH01911.jpg




 頭軽っ!! 下向いても髪がダラーンとこない!! ポニテしてもダラーンとこない!!
 しばらくは、この髪型ですね(笑)久々に縮毛矯正当てなかったので、くせっけ全開です(笑
 (そして、行数稼ぎだけに写真をアップするのはやめようね)


 追記は小話~~


 

















「………馬鹿をしましたの」
「自覚してる」
「カナカナカナ…ならいい…なぁんて言うと思いましたの?」
「つき合わせて悪かったって思っているよ」
「なら、最初から一人でやって欲しいんですの…カナカナカナ…まぁ、夫婦のフリ、というのも、一興でしたけど」
「ならよかったじゃないか」
「でも、アナタが夫と言うのはちょっと……」
「悪かったね。どうせ甲斐性なしだよ」
「あら? あたくし、別にアナタの事を甲斐性なしだなんて、一言も言ってませんけど? カナカナカナカナ……」
「…………」

 叶蝉の言葉に、焼鯛はため息を吐いた。
 確かに自分の失敗の尻拭いの手伝いをさせてしまったという自覚はあるので、何をいう事も出来ない立場ではあるが、それでも今日の彼女の言葉には険がある、気がする。
 まぁ、これも自業自得、か。
 肩を軽く竦め、焼鯛は後ろを振り仰いだ。
 高い塀の向こう側に、大きな家が見える。
 この町で一番の庄屋の一人娘が、不幸な事故で死んだと聞いたのは、つい昨日の事。
 その庄屋に、自身の一人娘を養子へと出したのは、ほんのつい先ほどの事だ。
 
「本当に、男って馬鹿ですの」
「うん。おれもそう思う」
「いくら何時か種が無くなるからって、まだ有るかどうかを試すなんて」
「別に試そうと思って試したんじゃないけどね」

 ただ、何となく人に連れられて行った安い遊郭で買った女が、たまたま孕んだだけ。
 おそらく、もう自分の種は死滅していると思っていただけに、少し驚き、それと同時に少し安心したのは確かだけど。
 そういうと、叶蝉は何時もの薄ら笑いをさらに薄くした。

「結果的には同じですの」
「……ソウデスネ」
「おかげで、無駄な殺しをしましたの」
「あの様子なら、放っておいても死んでたと思うけど」
「まあ、あの状態で放っておくなんて……カナカナカナ……焼鯛は鬼畜な外道ですの」
「……反論デキマセン」
「反論は、むしろ許しませんの」
「……ハイ」

 愁傷にうなだれる焼鯛に、叶蝉は相変わらずカナカナカナと笑い続ける。

「このことを、アナタの妹やご友人、はたまたあの子供に言ったら、どうなるんでしょうね……カナカナカナ……言ってみるのも、楽しそうですの……」
「やめてくれよ。おれに自分の恥を曝す趣味はない」
「あら、恥だと思っていらっしゃるんですの?…カナカナ…酷い人」
「…………」
「そういえば、アナタの娘さんに、お名前だけは、付けてあげたんでしたっけ?」
「………うん。まぁね」
「最後の贈り物のおつもりですの? 父親らしいことなんかなぁんにもしなかった、挙句母親を殺して嘘までついて庄屋へ里親に出したと言う名目で捨てた、あなたの娘への」
「……ねぇ、叶蝉くん。きみ、何にそんなに怒ってるんだい? そりゃぁ、その言葉に一片も嘘はないけど」
「別に…怒ってなんか、いませんの……そう思うのは、あなたに後ろ暗い事がある何よりの証拠ですの……カナカナカナカナ」
「…………」
「まあ、怒るというのも、また一興ですけど……カナカナカナカナ……」
「……おれには一興じゃないよ……」
「あたくしには、ですの」
「はいはい」

 もはや諦め顔で生返事を返す焼鯛に対し、叶蝉はやはり薄笑いを崩さない。
 はぁ、と溜め息を吐くと、焼鯛はもう一度、娘を預けた庄屋を見る。

「…やっぱり、未練はありますの? なんなら、今からでも取り返してきます?」
「いや……あの里で育てるより、ここで育てられたほうがあの子の為だよ、きっと」
「まぁ…それはそうですの……これが、最初で最後の親心、って奴ですの?」
「……うん、そんな感じでいいんじゃない?」
「適当ですの」
「名前も適当だしね」
「そういえば、なんてお名前を付けたんですの?」
「黄金」
「コガネ? まぁまぁまぁ……確かに、小金で買った女から産まれましたものね……カナカナカナ……皮肉で酷い名前をつけましたの」
「いや、字が違うから。黄の金って書くほうだから」
「あぁ…………ひょっとして、アナタの名前から?」
「そうだね」

 もう自分が名乗らない名前の一部をあげたのは、本当に何となくだけれど。
 本当の本当に、何となくだけれど。
 もう、若干名を除いて、誰からも呼ばれる事のない、親が付けてくれた名前を自分の子供に一部あげるという行為は、両親に対するちょっとした贖罪のつもり……という事にしておこうと、焼鯛は胸の内で呟く。

「まぁ、金に困らないように、ってね」
「カナカナカナカナ……まぁ、素敵」

 胸の内のセリフを打ち消すように、冗談っぽくそういってみると、やはり冗談っぽく返された。
 





***

 鯛は実は娘が居る。
 でも、普通の家に養子に出しちゃってる。
 理由は、まぁ、経済面もあるし、寿命面もあるし、育てるのが面倒ってのもある(最低だ)
 カナと鯛は、結構仲良し。男女関係があるくらい←←
 まぁ、認識は、「愛しいとは思うけど愛してはいない」ですがw




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Author:紅露 柚梨
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