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悲しげに咲く花に 君の面影を見た



 サイト更新用の文章をもそもそ書き進めています。紅露です。
 書いても書いても終わらねぇ(^q^)そんなに長い文章じゃないはずなんだが……

 今日中に一つ位は仕上げられたら……いいなぁ……なんて(遠い目)
 神と蟷螂さんを自分でも贔屓しすぎだと思います。この二人は×じゃなくて&が好き。仲良し幼馴染妄想で何が悪い!←
 とりあえず、捏造過去を書きたかった部分まで進めたいです。全部書けるのは何時になるだろ…ってかまだ見てくれてる方がいらっしゃるのだろうか……(苦笑)

 そういえば、殿下(携帯)がそろそろお払い箱になりそうです。充電器に繋いでなかったら電話できる時間が三分以下ってどんだけ~~←
 メールも長文を打っていたらすぐ電池切れになりますし、ネットに繋いだら十分も持ちませんし。弱りすぎだよ、電池君。殿下の腹が底なしになっているじゃないか。



 追記はリハビリで書いた小話
 オリまに注意~~
(オリまにの方が書きやすくはあるんだよな)(オリジキャラだしオリジを書いている気分で書けるし)(二次だと私はどうしても、元が気になってしまう←)(まぁ、捏造過去やらBLもどきやらを書いてる奴がなにを言ってるんだって感じですがw)(ちなみに、私はまにわにとオリまにどっちが好きかと聞かれたら「それは夫と子供、どっちがより好きかと聞いているようなもんだよ」と答えます。私の中で比べようが無い←)








【一輪花】







 天に向かい、息を吐く。
 早朝特有の、冷たく澄んだ空気が、吐き出した空気の代わりに肺腑へと流れ込む。
 その心地よさに目が自然と細くなった。
 まだ薄暗い空には、帰りそびれた月がうっすらと存在を主張している。
 もう数刻もすれば、彼の存在は、彼よりもより強い光を放つ太陽に打ち消されてしまうのだろう。
 どちらかといえば、おれは燦然と輝く彼女よりも、柔く光る彼の方が好きだ。
 トロトロと、蕩ける様な光をこちらに投げかけながら、徐々にその姿を変えて、月に一度、姿を完全に消す、彼はおれの理想だった。
 その理想は、「あんな風に、静かに消えていきたい」というものであったけれど。
 足の向くままに、整理されているとはいい難い道を歩く。
 たどり着いたのは、小さな墓場だ。
 ……今日は、アイツの命日だった事を思い出したのは、三日ほど前だ。
 それまで忘れていたと言えば、アイツは恐らく頬を膨らませて拗ねるのだろうな、と、その姿を思い出そうとして、途中で辞めた。
 ほんの少し、怖かったからだ。
 アイツの顔が、思い出せなくなっているかもしれない、という事を確かめるのが。
 
 墓につく。
 日が昇るか昇らないかという時刻に出たせいか、辺りに人気は無い。
 もっとも、墓場に人気がある方が珍しい事なのだけど。
 アイツの墓の前に、昨日作っておいたアイツの好きだった菓子を供え、手を合わせる。

 目を閉じて、何も思い出さないように。

 何も思わないように。

 ただ、無心に、墓と向きあう。

 決して、涙は見せないように。

 いや、見せる涙など、最初からありはしないのかもしれないが。

 アイツが死んで、あの子の笑顔が消えた、その日からおれは、せめておれだけは笑っていようと決めた。
 アイツは、己の死に悲しまない事を望みはしないだろうが、それでも何時までも引きずり悲しみ続ける事を望む事は決してないだろうから。 
 それでも悲しいものは悲しくて、辛い事は辛い。
 負の感情とも呼べるソレを押さえ込めと言うには、あの子は幼すぎる。
 それなら、
 それなら、おれは、せめて、



 風が、吹く。

 

「……ごめん、な」

 墓に向かい、苦笑してみせる。

「おれ、よく考えてみたら、お前が死んだ事に対してろくに悲しんでないんだよな」

 少なくとも、そういうそぶりをした記憶は、無い。

「折角、流金くんにも元の笑顔が戻ったのに」

 だから、そろそろ悲しんでもいいのかも、しれないけれど。

「ごめんな、鮒」

 でも、悲しむにはもう、時間が経ち過ぎていて。

 お前が死んで、あの子が壊れた。
 あの子を壊してしまったのは、おれだ。
 おれが、お前を止め切れなかったからだ。
 それならば、おれがあの子を治してやらなければ。
 あの子の笑顔を、取り戻してやらなければ。

 そう決めて、それに殉じて
 あの子の笑顔がようやく戻った
 その時に気がついた。

 おれの中から、アイツが消えた事に。

「忘れたら、お前絶対おれを怒るだろ?」

 でも
 ごめん
 ごめんな
 ごめんなさい

 今、おれが過ごしている日常の、その何処にもお前が居ません。
 今、おれが日々感じている事の、その何処にもお前が居ません。
 今、おれが甘んじている世界の、その何処にもお前が居ません。

 お前が居たのが当り前だった日々が、もう遠い過去のものです。
 お前が泣いて笑っていたあの日々が、もう遠い過去のものです。
 お前と一緒に生きていたあの日々が、もう遠い過去のものです。

 おれは弱い人間だから、
 おれは酷い人間だから、
 おれは冷たい人間だから、
 
 過去を思い続けることが出来ません。

 忙しく過ぎていく日常が、お前が居たあの日常をかき消してしまいました。

「なぁ、鮒」

 好きだったよ
 大好きだったよ
 愛していたよ

 それに微塵も嘘は混じっていないのに
 もう全部、過去形で語らなければなりません。

「お前はおれを、恨むかな?」







 風が、また吹いた。
 夜は明けている筈なのに妙に薄暗いのは、薄雲がかかっているからだ。
 嗚呼、雨が降るかもしれないな、と思い、立ち上がる。

「さて、と……暇だし、食堂の手伝いにでも行こうかな……?」

 一度、伸びをして、おれは墓場を後にする。

「じゃぁ、な」

 背後にかけた言葉への返答は、無い。
 





******

 鯛はすごく書きやすい← まぁ、他の奴らとちがって口調が普通ってのもあるかもしれませんが。
 書こう書こうと思い続けてた鯛→鮒。
 最初は某魚組親子(-1)をお借りしようと思っていたんですが、ゴチャゴチャ書いてる間に某君とのフラグが立ってしまったので(どんだけ時間置いてたんだ)ものっそ不自然になってしまいボツり、それならと某お父さんをお借りしようと思い書いていたら何か違う方向に話が進み始めたのでボツり、結局こうなりました。某お父さんとのはまた書き直すかもですが。
 
 鯛は鮒さんが好きでした。でも、今はどうなんだと聞かれたら、「好き『だった』よ」と答えます。様は過去形。
 鯛的には、仕方の無いことだと割り切ってはいますが、自分でも不思議なくらい表層面では悲しんでいないので、それがちょっと負い目になっていたり←(深層面ではかなり悲しんでるでしょうが、自覚がないので)

 名前だけですが、こはださん宅の落鮒さんと流金ちゃんをお借りしました。

 
  
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